30代女性のみなさん「投資をしてみたいけど何をすれば良いか分からない」このように悩んでいませんか？
そんな方におすすめな投資方法が「不動産投資」です。
不動産投資とは、賃貸を人に貸し出すことで家賃収入を得る投資方法です。
「アパートの大家さん」を思い浮かべていただければ想像しやすいかと思います。
なぜ30代女性に不動産投資がおすすめなのか、その理由とメリット、注意するポイントまで女性目線で詳しく解説します。
これから投資をしてみたいという方、ぜひ参考にしてみてください！
目次
30代女性が不動産投資をするのに有利な理由
30代女性が不動産投資を行うことは、有利であるといえます。
その理由を「女性であること」と「30代であること」の2つの観点に分けて解説していきます。
- 女性であること
女性は「日本政策金融公庫の優待制度」を利用できるため、不動産投資に有利といえます。
不動産投資を始めるには何千万円と資金が必要となるため、融資を受ける方が多いです。
融資とはお金を必要とする人に対し、銀行や消費者金融等がお金を貸し付けることを意味します。
通常、株式やFXといった投資は銀行から融資を受けることができません。
しかし不動産投資であれば、不動産が売却可能であること、賃貸収入が見込まれることから、一定の基準を満たせば融資が通ります。
不動産融資を受け付けている銀行は多数ありますが、女性の方であれば「日本政策金融公庫」を利用することをおすすめします。
日本政策金融公庫とは、事業者向けの貸付専門の金融機関です。
政府金融機関のため、民間企業に比べて貸付金利が安いことが特徴となっています。
そして日本政策金融公庫では「女性、若者／シニア起業家支援資金」という起業を応援する制度があります。
この支援資金は、一定の資格を満たした人に対し金利を安く融資を行うというものです。
女性であれば年齢関係なく融資の金利が安くなるため、不動産投資をするならぜひ使いたい制度となっています。
- 30代であること
30代という年齢は、不動産投資を始めるにあたって非常に有利になります。
不動産投資では、手持ち物件の毎月の家賃収入で利益を得ることとなります。
そのため簡単に表すと、家賃収入から不動産ローンを引いた額が投資家の儲けです。
家賃収入は長期間であればあるほど増えていきます。
30代であれば80歳まで約40～50年ほど時間があるため、不動産ローンを返済した後も十分な家賃収入を見込むことができるのです。
女性が不動産投資をする4つのメリット
女性が不動産投資をするメリットは4つあります。
- 少ない資金で大きな金額の投資が始められる
- 安定収入を確保できれば私的年金代わりになる
- リスクやリターンがミドルである
- 専門知識がなくてもできる
それぞれのメリットについて説明していきます。
①少ない資金で大きな金額の投資が始められる
不動産投資では、少ない資金でも大きな投資を始めることができます。
不動産投資というと「何千万円もの自己資金がないと始めることができない」というイメージを抱いている方も多いでしょう。
しかし、融資を受けることで少ない資金でも不動産投資は始めることができるのです。
不動産投資の自己資金、つまり頭金の目安は「物件価格の10%」といわれています。
4000万円のアパートなら400万円程度用意すれば良いという計算です。
さらに物件価値の高い物件を選ぶことで、自己資金ゼロでも不動産投資ができる場合もあります。
そういった物件は担保としての価値が高く、不良債権となる可能性が低いためです。
このように不動産投資は、ゼロ～数百万円の少ない資金で何千万円もの金額の投資を始めることができます。
②安定収入を確保できれば私的年金代わりになる
不動産投資で安定収入を確保できれば、私的年金代わりにすることができます。
私的年金とは「国民年金」といった公的年金ではなく、自分で働きかけることで得られる年金です。
不動産の家賃収入は、一定額が毎月入ってくるため年金に似たような働きをします。
みなさんは「老後2000万円問題」をご存じでしょうか？
これは、2019年に金融庁が発表した「日本人の夫婦は、老後30年間で約2000万円ほど足りなくなる」という調査結果を発端に話題になった問題です。
現在の日本では、少子高齢化の影響もあり年金は減っていく一方です。
老後2000万円問題にある通り、個人がそれぞれの老後資金を貯めるか稼ぐ必要があります。
そんな中で安定的な家賃収入を得ることができる不動産投資は、私的年金代わりになるため老後資金の強力な助けとなるでしょう。
③リスクやリターンがミドルである
不動産投資は一般的に、ミドルリスク・ミドルリターンの投資であるといわれています。
リスクとは不確定要素を指し、投資で利益が出るか損失がでるか分からないことです。
そしてリターンとは、投資による利益のことを指します。
投資でローリスク・ローリタンに代表される投資は「銀行の預貯金」です。
銀行に貯金していると、お金が無くなる可能性はほとんどありませんが、現代の日本の金利ではほとんど増えることもありません。
そしてハイリスク・ハイリターンに代表される投資は「FX」です。
膨大な利益を得られる可能性もありながら、投資したお金が返ってこないことも十分あり得ます。
不動産投資は銀行の預貯金やFXに比べて、リスク・リターン共にバランスの取れた投資方法なのです。
④専門知識がなくてもできる
不動産投資は、株式投資やFXに比べると専門知識が必要ありません。
株式投資やFXを始めるためには、専門用語やチャート分析方法など、勉強することが沢山あります。
そして投資を始めた後も、世の中の経済状況や国・企業の状況、自分の投資方法に対する分析など、様々なことを勉強し続ける必要があるのです。
一方不動産投資は投資前に勉強することはありますが、投資後は不動産の運営に気を配れば良いだけとなっています。
しかし全く準備せず不動産投資をして大丈夫という訳ではありません。
後ほど注意すべきポイントを紹介しますが、そちらを参考にしつつ抑えるべきところは勉強しておきましょう。
30代女性が不動産投資をする際に注意すべき3つのポイント
30代の女性が不動産投資をする際に、注意するべきポイントは3つあります。
- 不動産投資をしたシミュレーションを立てておく
- 初心者は小さな物件から始める
- 不動産投資の仕組みをきちんと理解しておく
不動産投資は大きなお金が必要となる投資方法です。
そのため「お試しで投資してみる」「よく分からないけどとにかく始めてみる」こういった考えは非常に危険です。
注意するべきポイントに気を付けつつ、勉強を重ねてから投資を始めるようにしましょう。
①不動産投資をしたシミュレーションを立てておく
不動産投資を始める前に、シミュレーションを必ず立てておくようにしましょう。
シミュレーションを行うことで、利益がでるか、どの程度返済期間が必要か、など不動産投資に対する具体的な状況を想定することができます。
シミュレーションしておきたい項目は以下の通りです。
- 総投資額の設定
総投資額や諸経費などを設定します。 - 資金計画の設定
自己資金や借入金、金利などから資金計画を設定します。 - 収支試算
返済額や年間支出、年間手取りなどから、物件の収支や利回りを試算します。
不動産投資のシミュレーションで重要なのが「利回り」を算出することです。
利回りとは、投資した金額に対してどれだけ利益が得られるか算出した割合を指します。
不動産の利回りには「表面利回り」と「実質利回り」の2種類あります。
表面利回りとは、年間の家賃収入を不動産の価格で割ったものです。
表面利回り＝年間家賃収入÷不動産価格×100(%)
実質利回りとは、年間の家賃収入から諸経費(固定資産税や修繕費など)を引き、不動産の価格に諸経費(登記代など)を足したもので割ったものです。
実質利回り＝(年間家賃収入-諸経費)÷(不動産価格＋不動産購入時の諸経費)×100(%)
表面利回りでは諸経費が引かれてていないため、実質利回りも良い数字がでてしまいます。
そのためシミュレーションを業者に依頼する場合、表面利回りと実質利回りに差異が生じることに注意して下さい。
②初心者は小さな物件から始める
初心者が不動産投資を始める場合、小さな物件から始めるようにしましょう。
小さな物件から始めるメリットは4つあります。
- 借金のリスクを抑えることができる
小さな物件は、借金のリスクを抑えることができます。
不動産の価格は、物件の規模に比例して変動する傾向にあります。
そのため小さな物件は、大規模物件に比べて価格が低いことが多いです。
投資において借金をすることは、必ずしも悪いことではありません。
しかし投資初心者にとって借金が精神的負担となることもあるため、できる限り少ない借金で投資を始めるようにした方が良いでしょう。
また借金が少なく済むことにより、投資の元本回収までの期間も早くなります。
元本回収したらもう一棟物件を買うなど、不動産投資の規模を大きくすることもできるのです。
- 空室リスクを抑えることができる
小さな物件は、大きな物件に比べて空室リスクを抑えることができます。
空室リスクとは所有している不動産に対し借り手がおらず、空室分の収入が発生しないことを指します。
空室があると収入が発生しないばかりでなく、維持費がかかり損失さえ生じます。
小さな物件は大きな物件に比べ部屋数も少ないため、比較的空室が埋めやすいでしょう。
- 修繕費を抑えることができる
不動産投資の支出として、修繕費が挙げられます。
小さな物件は大きな物件に比べ修繕費を抑えることができます
そのため投資初心者で資金が少ない場合でも、修繕費を捻出しやすいでしょう。
- 自由度が高い
小さな物件の方がコンセプトを決めたり、リフォームしたりと、大きな物件に比べて自由度が高いです。
女性が不動産投資を始めた場合、女性目線でおしゃれな不動産にしたり、女性専用の物件にしたり、自由に不動産運用をすることができます。
③不動産投資の仕組みをきちんと理解しておく
最後に、不動産投資の仕組みをきちんと理解しておくようにしましょう。
冒頭でも軽く触れましたが、不動産投資とは物件を購入し入居者に貸し出すことで、賃貸収入を得る投資方法です。
つまり不動産投資で利益を出すためには「入居してくれるような物件を手に入れる」ことが大前提となります。
そのような物件を見つけ出すためには、様々な角度から物件を検討する必要があります。
- 物件の設備が整っている
入居者が物件で生活することができることが前提となります。
壊れている設備はないか、家賃が高ければそれに見合った設備があるか、定期的に確認する必要があります。
- 需要と供給がマッチしている
いくら設備が良くても、需要がない物件には入居者が現れません。
近くに大学がある場合は安い価格で提供できる物件であるか、子育て世帯が多い地域では複数人入居可能な物件であるか、土地と住民を考慮した物件選びが必要です。
- 利便性が良い
徒歩圏内に駅がある、スーパーやコンビニが近いなど、利便性が良い物件は入居者が多く家賃も高くなる傾向にあります。
利便性の良さは不動産投資において重要なポイントです。
- 将来性がある
将来性のある物件・土地であることも重要です。
不動産投資は、他投資に比べても長い時間が必要となるため、10年・20年先まで考えておく必要があるのです。
また不動産投資では家賃収入すべてが利益となるわけではありません。
維持費や税金といった経費に加え、修繕費などの突発的な支出も発生します。
そのため、不動産投資は余裕を持った計画立てが必要となります。
こういった不動産の仕組みを理解しておくことが、不動産投資の基本であり利益を出すポイントなのです。
まとめ
不動産投資はお得な金利で融資を受けられること、投資期間に比例して利益が増えていくことから、30代の女性におすすめの投資方法です。
不動産投資において重要なポイントは「入居者が入ってくれる物件を手に入れる」ことです。
人気な物件の大家さんになることで、利益を生み続ける資産を手に入れることができます。
公的年金が減る中で老後も収入を得ることができる不動産投資、この記事を参考に始めてみてはいかがでしょうか？
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