【株を始めたい女性必見】株初心者はいくらから始めるのがおすすめか解説!

「株を今すぐに始めたい!」そのように考えて、この記事にたどり着いた女性の方も多いのではないでしょうか?
しかし株は何かと複雑な手続きが必要に思えて、始め方が分からず一歩踏み出せない方も多いはずです。

本記事ではそんな女性のみなさんへ向けて、株式投資の始め方や注意点、いくらから投資すれば良いか詳しく解説していきます。
ぜひ参考にしてみて下さい!

女性が株を始める前にすべき4つの注意点

「今すぐ株を始めたい!」そんな女性の方も、以下の4つの注意点を抑えてから投資を始めることをおすすめします。

  1. まずは少額から株式投資を始める
  2. 投資予算はなるべく余剰資金で行う
  3. 損切りを習得する
  4. 嘘の情報に惑わされない

4つとも非常に重要かつ基本的な事柄です。
株で損失を出さないためにも、しっかりと注意点を理解しておきましょう!

①まずは少額から株式投資を始める

株を始める時、まずは少額から始めるよことをおすすめします。
少額から始めるべき理由は、以下の2つです。

どんなに安定した企業の株式であっても、株式投資に「リスク」は必ず付きまといます。
ここでいう株式投資のリスクとは、主に4つです。

  1. 価格変動リスク
    株式は常に価格が変動するものです。そのため株式購入時に支払った金額より、売却時に株式が安くなってしまうことがあります。
  2. 信用リスク
    購入した株式の発行元企業が破たんした場合、株式の価値はゼロになります。
  3. 為替変動リスク
    外国株であれば為替レートの変動によって、為替分の損失が生じる可能性があります。
  4. カントリーリスク
    株式の発行元企業が所在する国や地域の、経済や政治状況によって株価が下がる可能性があります。

このようなリスクがあるため、株式投資で「必ず勝つ」という方法はありません。
特に株初心者は経験やスキルが少ない状態で、プロの投資家でも苦労する世界で戦うこととなります

しかし投資に慣れてくれば、リスクを「排除」できなくても「軽減」することは可能です。
最初は少額で株式投資を始めておき、慣れてリスクを軽減できるようになってから投資金額を増やしていきましょう

少額から始めることで、安定した精神で株式投資を実践的に学ぶことができます。

株式投資の基本は「冷静に状況を判断する」ことです。
初心者がいきなり高額取引を行うと、思わぬ株価の値動きに引っ張られて、冷静な判断をすることが難しくなります。

少額から投資を始めると冷静に状況を見ることができ、株式投資を実践的に学ぶことができるのです。

②投資予算はなるべく余剰資金で行う

投資予算はなるべく余剰資金で行うようにしましょう。

先述しましたが株式投資には必ず「リスク」があるため、損失によって投資金がなくなってしまう可能性も大いにあります。
そのため株投資は無くなっても生活に影響しないお金、つまり「余剰資金」で行うことが健全です。

余剰資金をより多く生み出すためにも、家計をしっかりと管理し支出と収入を適切に管理する癖をつけましょう。

③損切りを習得する

「損切り」とは株価が下落した時に株式を売却して、それ以上の損失を抑えるものです。
損切りを行うことで、損失を最小限に留めることができます。

必要とはいっても、株式投資初心者が損切りを適切に行うことは難しいとかもしれません。
というのも、初心者は感情的な投資を行ってしまうことは多く「もしかしたら株価が上がるかも」という判断で、結果損失を膨らましてしまうことは珍しくありません。

こういった事態を避けるためにも、あらかじめ「損切りルール」を定めておくことをおすすめします。
そして一度決めた損切りルールは「必ず守る」ことで感情に振り回されない、冷静な投資を行うことが可能です。

損切りルールは自分の投資スタイルや購入商品によって変わってきますが、損切りルールの設定例として3つのパターンを紹介します。

一般的には買値から10%下落したら、損切りのタイミングであるといわれています。
しかし10%というのはあくまで参考程度に考えてもらって、実際には自分自身で自由に設定して大丈夫です。

例えば「もっと損失を抑えたい」という場合は、買値から5%下落したら損切り、としても良いですし「上昇トレンドのためギリギリまで売却を粘りたい」という場合は、買値から15%下落したら損切り、としても良いです。

またデイトレードやスイングトレードのような何度も売買を行う場合はさらに損切ルールを厳しくし、買値から2%下落したら損切り、としてしまう方法もあります。

パーセンテージではなく、損失額を決め打ちして損切りする方法もあります。

例えば、1,000円の株式を100株購入したとして「1,000円×100株=100,000円」、つまり10万円投資したとします。
そして1万円までの損失は教養範囲とするならば、株価900円で損切りすると設定できるのです。

自分が許容できる、つまり無くなっても良い金額を損切りラインに設定することで、精神的不安を解消することができます。

値動きではなく取引期間を設定し、損切りルールとしても良いでしょう。

この場合、株式の保有期間を1ヶ月と設定しておくと、期限が来たら株価が上がっても下がっても機械的に売却を行います。

とはいっても利益が出ているのに売却、損失が出ているのに保持、となると非常にもったいないためできれば株価で損切りを行った方が良いでしょう。

④嘘の情報に惑わされない

嘘の情報に惑わされないように、情報を精査する訓練を積みましょう

投資において「情報」は、利益を得るために1番重要、といっても過言ではないものです。
しかし嘘の情報に振り回されると、利益を得るどころか余計な損失さえ生みだしてしまうことがあります。

世の中には思ったよりも嘘の情報があふれています。
特に最近ではインターネットの発達により、個人が気軽に情報発信を行うことができるようになりました。

そういった情報は有益でスピード感があるものから、個人的な感情や思惑が混ざった正確性の欠けるものまで多岐に渡ります。

また新聞やテレビといった情報も、必ずしも真実のみであるとは限りません。
というのも情報は切り取り方や誘導によって、受け取り方が大きく変わってきてしまうものであるためです。

嘘の情報に惑わされないため重要なことは「情報を網羅すること」「自分自身で考えること」です。

情報の網羅とは、1つの情報を様々な角度から確認することを指します。
1つだけの情報を見て正確性を判断することは難しいため、必ず複数の情報を様々な媒体で確認するようにしましょう。

そして集めた情報を元に、自分で考えて情報をどう扱うか判断しましょう。
たとえその判断が間違っていたとしても、情報を精査する訓練を重ねることで情報を選ぶ力は必ず増していきます

株の始め方5ステップ

株の始め方を5つのステップに分けて紹介します!

  1. まずは最低限株式投資の勉強をする
  2. 証券会社に口座開設をする
  3. 証券会社に入金する
  4. 実際に株式を購入する
  5. 購入した株式を売ってみる

株の始め方が分からず悩んでいた皆さん、この5ステップを行えば株式投資を始めることができます

①まずは最低限株式投資の勉強をする

まずは最低限の株式投信の勉強をしましょう。
最初に株式投資の勉強を最低限しておかないと、訳が分からずに挫折する可能性が高くなってしまいます。

株式投資は専門用語が多く数学的な要素も絡んでくるため、勉強が難しいように感じるかもしれません。
しかし最近は初心者向けの易しい教材が沢山でているため、投資に自信のない女性の方でも学習する環境は十分に整っています

初心者の方におすすめの勉強方法として、以下のようなものが挙げられます。

おすすめな勉強の流れは、ブログを読み株式に対する取っ掛かりを作る→書籍で理解を深める→セミナーや勉強会に参加しプロの投資家の方に自分のプラン等を相談する、です。
プロの方の話を聞くことで、グッと株式投資の知識が実践的なものに近づくため、最終的にはセミナーや勉強会等に参加することをおすすめします!

ここで「最低限」の勉強とした理由は、結局のところ実践が一番株式投資の勉強になるためです。
最低限の知識さえあれば実践の中でおのずと株式投資の知識は身についてくるため、基礎ができたら次のステップに移っていきましょう。

②証券会社に口座開設をする

次に株式会社に口座開設します。

株式投資のための口座は、通常皆さんが持っている「普通預金口座」とは全くの別物です。
そのため株式投資用の「証券口座」を新たに開設する必要があります。

証券会社によって手数料やサポート体制、取り扱い銘柄が変わってきますのでいろいとろ比較して、自分に合った口座を選んで下さい。

③証券会社に入金する

続いて開設した口座に、株式を買うための資金を入金しましょう。

この時「インターネットバンキング」を利用すれば、いちいち銀行の実店舗に出向く必要がなく、入金・出金を行うことができます。
「すぐに入金したい」「すぐに出金したい」という場面もでてくると思うので、事前にインターネットバンキングを開設しておくことをおすすめします。

④実際に株式を購入する

証券会社の口座に入金した資金で、実際に株式を購入してみましょう。
株式の購入方法は、主に2つあります。

成行注文とは、現在の相場の値段で株を注文する方法です。
ほとんど確実かつ即座に株を手に入れられるため、最初はこの注文から始めてみると良いでしょう。

指値注文とは、株価を自分で指定して株を注文する方法です。
うまく指値注文が入ると底値で株を購入することができ、成行注文よりも大きく利益を出すことができます
株式投資に慣れてきたら、勉強がてらに指値注文をしてみましょう。

⑤購入した株式を売ってみる

最後に、購入した株式を売ってみましょう。

株式の売却も購入時と同じように成り行き注文、指値注文があります。

そして売却時にもう1つ知っておいて欲しい注文方法があります。
それが「逆指値注文」です。

逆指値注文とは、株価が下がった時に自動的に売却してくれる注文方法です。

買った株式が必ず値上がりすれば良いのですが、必ずしもそうなるとは限りません。
逆指値注文で「〇〇円になったら自動的に売却する」と決めておくことで、予想外に株式が値下がっても損失を抑えることができます。

特に家事や仕事に忙しい女性であれば、常に株式のチャートを見ているわけにもいかないでしょう。
見ていなかった隙にとんでもない損失が発生していた、とならないように保険として逆指値注文を入れておくと安心です。

もちろん指値注文と逆指値注文は同時に出しておくことができますよ。

株初心者はいくらから始めるのがおすすめ?

結論からいうと株初心者の女性は、無くなっても全く影響のないほどの少額から投資を始めるようにしましょう。
理由は先述した通り、リスクを最小限に抑えることができることと、株式投資を実践的に学ぶことができるからです。

少額で株式投資を始めるためにおすすめなものが「ミニ株」です。

通常、株式投資には「単元株制度」というものがあり、売買できる株の単位が決まっています。
例えば単元株数が「100株/口」で1株1,000円であれば、「100株×1,000円=100,000円」で最低でも10万円の資金が必要です。

しかしミニ株はこの「単元株制度」がなく、会社によっては1株から購入することが可能となっています。
そのため少額から株式投資ができ、株初心者でも安全に株取引を行うことができます。

ミニ株は取り扱っていない会社もあるため、証券会社を選ぶときにチェックしてみて下さい。

そしてミニ株で投資することができる一番最小の価格で株式を買ってみると良いでしょう。

まとめ

株式投資は、まずは少額から株式投資を始める、投資予算はなるべく余剰資金で行う、損切りを習得する、嘘の情報に惑わされない、の4点を守ることで損失を抑えて投資することができます。
そして初心者であれば、ミニ株などの制度を利用して少額から始めて、徐々にステップアップを目指していきましょう。

株式投資は、意外とハードル低く始めることができる投資方法です。
この記事の始め方を参考に、ぜひチャレンジしてみて下さい!

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