FXは女性が強い?女性トレーダーがFXに強い理由と向き不向きについて調査!

「FXってなんだか男性がしているイメージ」このように感じている方も多いのではないでしょうか。
実は様々な調査結果から、意外にもFXは女性向きの投資方法であることが分かっているのです。

本記事では、男性より女性の方がFXが強い理由、そしてFXに対するタイプ別の向き不向きまで、詳しく解説していきます。

FXに興味のある女性の皆さん、ぜひ参考にしてみて下さい!

FXは男性より女性の方が成績が良い?

これからFXを始めようと思っている、女性の皆さんに朗報です。
「FXは男性より女性の方が強い」という調査結果があることをご存知でしょうか。

その衝撃の調査内容について、詳しく解説していきます。

実はFXで女性は男性の3倍程稼いでいる

月刊「BIGtomorrow(ビッグトゥモロウ)」が行った調査によると「FXにおいて女性の方が男性の3倍ほど稼いでいる」というデータが報告されています。
女性と男性の利益の差が3倍も開いているとなると、明らかに女性トレーダーの方が強いのではないか、と推測できますよね。

続いて株式会社RUNWAYSが運営するFXサイト「海外FX wiki」が行った「FX取引の実態に関するアンケート調査」を見てみましょう。

この調査は現役のFXトレーダー1,000名を対象としたもので、その中で「FX生涯収支」についてアンケートを取っています。

男女ともにのFX障害収支について「勝っている」と回答した方は23.6%という結果です。
しかし「負けている」と回答した方は、女性が42.9%、男性が58.0%、つまり女性より男性の方がFXで負けている割合が多いことが分かります。

以上2つの調査から分かるように、FXの能力値は男女で差があり、そして「女性の方がFXが強い」という傾向がみられることが分かります。

実際にFXの有名女性トレーダーは沢山います。
例えば「池辺雪子さん」という主婦の方は、2000年からFX投資をはじめ、主婦でありながら8億円以上の利益を上げているというのです。

このようにFXは、女性が活躍できる投資方法であることが伺えます。

女性がFXに強い4つの理由

なぜ、男性よりも女性の方がFXが強いのでしょうか。

その理由は4つ考えられます。

  1. 人の意見を聞く柔軟性が高い
  2. コツコツと計画的に実行できる
  3. 情報収集力が高い
  4. データを記録して改善ができる

それぞれの理由について、詳しく解説していきます。

①人の意見を聞く柔軟性が高い

女性は男性に比べて、人の意見を聞く傾向にあります。

早稲田大学の森川友義教授の記事によると、男女の脳には違いがあるとのことです。

人類が狩猟採集を行っていた農耕時代、男性は狩猟中に会話をしていると獲物が逃げるため、必要最低限の会話を行っていました。
一方女性は、いつ獲物に襲われるか分からないため、会話をすることでお互いの存在を確認したそうです。

そのため、男性は「目的を解決するための解決脳」、そして女性は「会話によって共感しあう共感脳」と変化していきました。

こういった遺伝子を現在の女性も引き継いでおり、女性はFX投資において、人の意見を柔軟に聞く傾向にあります。
一方男性は、人の意見を聞かずに、独断でFX投資を行う傾向にあります。

FXにおいて、他人の意見に耳を傾けることも大切です。
特に投資が負けている時は、独断で行っているとさらに損失を増やす負のループへ陥ることがあります。

そういった場合に、他人の意見も柔軟に受け入れることができる女性は、FXが強いのでしょう。

②コツコツと計画的に実行できる

女性の方が、男性よりも「コツコツと計画的に」利益を出すための行動を行う傾向にあります。

男性の方は無謀な挑戦をする方も多く「コツコツ」よりは「一気に」投資を行ってしまうことが多いです。
そうすると勝った時は大きな利益を得ることができるのですが、負けた時の代償も大きく、結果としてリスクの高い運用方法になってしまいます。

また、負けた時に「必ず負けを取り戻したい」と、ギャンブル的なトレードに走りがちなのも男性です。

一方、女性の方は「1度に稼ぐよりも、コツコツ細かく」という考えの方が多い傾向があります。
そのため負けた時の損失が少なく、さらに勝ちを積み重ねることができるのです。

男性の場合は「一発高収入」を目指し、女性の場合は「生活の足しに」といった感覚でトレードを行っていることも、投資方法の違いに現れているのかもしれません。

③情報収集力が高い

有限会社Imagination Creativeが行った「男女・職業別『調べる力』に関する意識調査」によると、必要な情報を見つける能力の比率は、男性1:女性1.46となりました。
つまり、男性に比べて女性の方が、約1.5倍ほど「情報収集能力が高い」ということです。

確かに実生活においても、女性の方が「セールの情報」や「有名人が地元に来る」などの、様々な情報をよく知っているイメージがありますよね。

FXはチャートの動きのみを頼りにトレードを行うもの、と考えている方が多いですが、FXでは「情報収集力」も非常に重要な要素となっています。
FXは外国間の為替取引のため、各国の政治や経済情勢が、トレードにおいて有益な材料となるためです。

適切に情報収集を行い、それをトレードに落とし込めるため、女性はFXに強いといえます。

④データを記録して改善ができる

女性は投資のデータを記録し、改善する傾向にあります。
実際に女性は日記を付けたり、家計簿を記録したりと、何かと記録している方も多いですよね。

FXトレードにおいて、データの記録は今後のトレードの大事な材料です。

トレードで勝った場合、負けた場合、全てのデータを記録しておくことで、今後の戦法を練ることができます。
さらに、その際の世界情勢も同時に記録しておくことで、どんなニュースでどんな値動きをするか、いつでも見返すことが可能です。

実際に有名なFXトレーダーの多くは、自身のトレード記録を付け、そこから反省を繰り返し戦法を練っています。

男性の場合、トレードで失敗した場合も反省はその場限り、つまり一過性のトレードを行う傾向にあります。

データ記録によって、トレードの失敗を次に活かすことができるため、女性はFXに強いのかもしれません。

FXに向いている女性の3つの特徴

女性の中でも様々なタイプがいるため、全ての女性がFXに向いているとは、一概には言えません
もちろん、女性の中にもFXに対する「向き不向き」というものはあるのです。

それでは、どのような女性がFXに向いているのか、傾向として3つの特徴があります。

  1. 物事を長期的な目線で考えることができる
  2. 感情を表に出さず、冷静に取引できる
  3. 向上心があり、分析ができる

それぞれの特徴について、詳しく解説していきます。

①物事を長期的な目線で考えることができる

FXに向いている女性の特徴1つ目は「物事を長期的な目線で考えることができる」です。

FXは投資の中でも短期勝負の部類に分けられますが、トータルの収支については長期的な目線で考える必要があります。
つまり、目先の勝ち負けに左右されてはいけないということです。

物事を長期的な目線で考えられる人は、あらかじめ目標を持っている人が多いです。
「月額でいくら稼ぐのか」、「そのためにはあとどの位損失を許容できるか」、「そうすると年間トータルいくら勝てるのか」、「最終的に何年後に何円貯めるのか」、このように目標を立てておくと、短期の負けで全てが左右されるわけではないことが分かります。

逆に短期的な目線でトレードを行っていると、少しの負けで調子を崩し、さらに負ける負の連鎖が起こることがあります。

FXにおいて「必ず勝つ」という方法はありません。
どんなに有名で莫大な利益を出しているFXトレーダーも、負ける経験をしているのです。

勝つことも負けることも見越して、長期的なトレードを行える人が、FXに向いているといえるでしょう。

②感情を表に出さず、冷静に取引できる

FXに限らず、投資において「冷静に判断する」ことは非常に重要です。
なぜなら投資は「客観的に理論や思考にそって」行わなければならないものだからです。

例えば、せっかく投資の理論を組み立てたとしても、感情に流され勝手な判断をすると、その理論を組み立てた意味は無くなります。
そういった感情に流された投資は、投資ではなく「ギャンブル」となってしまうのです。

FXは違う通貨間の売買を通して、その価格差で利益を得る投資方法です。
そのため、自分が何か通貨を買った時はどこかの相手が通貨を売っているということです。

そのためFXは、どちらか一方が儲けたらどちらか一方は損する「ゼロサム・ゲーム」となっています。
もし感情に流された取引を行うと、感情に流されず理論的な投資を行っている、他のトレーダーの餌食となってしまうでしょう。

自分の感情を抑えて客観的に、冷静に分析する取引ができる女性は、儲ける側に回ることができるのです。

③向上心があり、分析ができる

FXには、分析能力が必要不可欠です。
分析能力とは、自分の失敗を分析し今後の投資に活かすことです。

FXトレードにおいて、最初から勝ち続けるトレードを行うことは非常に難しいです。
現在FXで生計を立てているプロのトレーダーでも、失敗を積み重ね、そこから分析を繰り返し成功している方ばかりです。

そして分析は、一度行えばいいというものではありません。
何度も繰り返し行い、分析の精度を上げていくことで、自分のトレード理論を確実にすることができます。

何度も分析を繰り返すには、向上心が必要です。
FXトレードを行い続ける限り「もっと良い方法があるか」、「今のトレードはどのように行えば勝てたか」、向上心を持って謙虚に分析し続ける必要があります。

FXに向いていない女性の3つの特徴

女性の中にもFXに対する「向き不向き」があることは先述しました。

今度はFX取引に向いていない女性の特徴を、3つ挙げます。

  1. 失敗するとすぐにあきらめる
  2. FXをギャンブルだと思っている
  3. お金の管理が上手に出来ない

それぞれの特徴について、詳しく解説していきます。

①失敗するとすぐにあきらめる

失敗してすぐに諦めてしまう女性は、残念ながらFXに向いていないでしょう。

先述しましたが、FXの成功の鍵は「失敗を分析し、今後のトレードに活かす」ことです。
プロのFXトレーダーでも「FXを始めてからずっと勝ち続けている。一度も負けたことはない。」そんな人間はいません。

必ず「負けた経験」があり、そこから自分なりに勝つ方法を模索しているのです。

もちろん引き際は重要ですが、失敗してすぐに諦めてしまうと、その後の勝ちまでたどり着くことはできません。

そもそもFXに限らず、投資において「必ず勝つ」方法はないため、失敗してすぐに諦めてしまう女性は、投資ではなく銀行預金といった確実な方法でお金を貯める方が良いです。

②FXをギャンブルだと思っている

FXはギャンブルではありません。
もしFXをギャンブルだと認識しているならば、FX投資をすることを止めておきましょう。

投資とは「資金を運用して、更なる資金を得ること」です。
つまり、理論に基づいてお金を増やすことが目的となっています。

一方ギャンブルとは「お金が増える一抹の望みにかける」ものです。
そのため資金が減る可能性が高く、そこに理論といったものはありません。

もしFXをギャンブルと思い、理論に基づかず投資すると、実際のギャンブルのように資金が減る可能性が高くなってしまいます

FXはチャートを分析し情報を集め、自分で組み立てた理論に基づいて、資金を増やすために行うものです。
ギャンブルとは全く違ったものであることを認識しておかないと、FXで勝つことは難しくなってしまいます。

③お金の管理が上手に出来ない

お金の管理が上手にできない女性は、生活が破たんする可能性もあるため、FXに限らず投資しない方が良いです。

何度も記述していますが、投資は「必ず勝つ」という訳ではありません。
そのため、減っても問題のないお金、つまり生活においての「余剰資金」で行う必要があります。

余剰資金を生み出すためには、自分の生活のお金を適切に管理し、収支の流れを把握することが重要です。
そのため、家計簿を付けたりとお金の管理ができている女性の方が、FXに向いているといえます。

いつも生活のためのお金がギリギリ、お金の流れを把握するのは面倒くさい、といった場合は、FXを始めることを辞めておきましょう。

まとめ

FXは、人の意見を聞く柔軟性や計画的に実行できる能力、といった理由から女性に向いている投資方法です。

しかし女性と一括りにしても、様々なタイプの方がいるため、女性全員がFXに向いているとは限りません。

もし本記事で紹介した「FXに向いている女性の特徴」に全て当てはまる場合、FXで成功するかもしれないため、FXの女性トレーダーを目指してみてはいかがでしょうか?

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