【現実的】少額投資は意味ない?意外と儲かる「複利」のカラクリ

「少額で投資をしても、儲からないので意味がない」こんな話を聞いて、一歩踏み出せない方へ。

キチンと考えて見ると、少額投資でも意外と儲けられます。
なぜなら、「複利(ふくり)」によって、長く続けるほど、運用効率が上がるからです。

例えば、今の収入では老後に不安があるといった方は、少額投資でも始める価値があります。

「 少額投資が意味ない」と言われる理由

 

「少額投資では、意味がない」といった考え方も、間違ってはいません。

たしかに、投資はお金を運用することで、お金を得るものですから、元手が多いほど投資戦略の幅が広がります。

例えば、1000万円の元手で10万円を稼ぐ、100万円の元手で10万円を稼ぐ場合で比べてみましょう。

1000万円なら1%お金が増えれば10万円、しかし、100万円なら10%増やさなければ10万円を稼げません。

つまり、元手が多いほど「求められる収益率」が減るのです。

とは言え、当たり前ですが、少額投資でも何でも始めなければ、お金が増えることはありません。

少額投資のメリット・デメリット【初心者でOK】

もし、投資に関する知識がゼロでも安心してください。

少額投資だからこそメリットもあります。早い段階で「投資」に触れておくことで、マネーリテラシーを育てられます。

例えば、銀行にお金をただ預けている人。安全に保管できるものの1年で数十円の利息が得られる程度。

むしろ、手数料でお金を消耗してしまう・・・。

マネーリテラシーとは、お金に関する知識という意味です。

知らない間に無駄にしていたお金に気づき、世の中にある儲けのカラクリを見つけられるかも知れません。

少額投資のメリットは3つ

代表的な少額投資のメリットは3つ。それぞれのメリットを分かりやすく解説しますね。

低リスクで資産運用が出来る

少額の元手で投資を始めるのは、最も効果的なリスク管理です。

元手が少ないほど、負けた時の損失は小さくなります。例えば、10万円の元手で投資を始めたとして、連敗を重ねて全額消えてしまった・・・。

とは言え、学生が1ヵ月アルバイトすれば、10万円は取り返せますよね?

もし、1000万円、1億円と大金を投資していれば大変です。

投資経験が積める

投資経験は投資でしか得られません。

特に、日本で育った私達にとって投資経験があるだけで「人生を変えられる」、「老後の不安も解消できる」こんな可能性を秘めています。

残念ながら、日本の投資教育は、先進国の中でも遅れているのが現実です。

例えば、 日本証券業協会「中学校・高等学校における 金融経済教育の実態調査報告書」では、1年間の投資教育に掛けた時間が、高校生でも半数以上が5時間未満。

イギリスでは、ジュニア向けの投資信託、全ての学年に投資教育が組み込まれています。

始めやすく複利効果が得やすい

少額資金でも意味はあります。

もちろん、金銭的な見返りも含めてです。
冒頭でも触れましたが、投資には複利(ふくり)があります。

複利とは「利子にも利子がつく」という意味です。

少額投資に当てはめるなら、100万円の元手に対して10%の利益で110万円、次は110万円に対して10%ですから、121万円になります。

複利効果は長く運用するほど、元手が増え、利益も大きくなりますから、少額投資でも始めれば意外と金額は大きくなるのです。

少額投資のデメリット2つ

少額投資も万能ではありません。
具体的には上記2つのデメリットがあります。

投資を始める理由が「できるだけ早く、大金を稼ぎたい」といった方には、無理にオススメしません。

なぜなら、コツコツと長期間に運用する少額投資に意味があるからです。
いわゆる「凄腕トレーダー」になって、少額資金で稼ぐのは難易度が上がります。

少額資金だと利益は小さくなりやすい

お伝えした通り「少額資金だと利益は小さくなりやすい」のは、確かにデメリットとしてあります。
リスクを抑えた上で、大きく稼ぐなら元手が多い方が良いです。

とは言え、銀行預金と違って、少額投資は想定以上に利益が伸びる可能性もあります。

例えば、コロナ禍の株価がそうです。マネーリテラシーにも繋がるのですが、明らかに不景気でも上がる市場・稼ぎ方が存在しています。

若年層は自己投資の方がコスパが良い

少額投資を若い人が選ぶと、かえって効率が悪くなるデメリットがあります。
例えば、20代でアクティブなライフスタイルを送るなら、投資以外にも自分でビジネスを立ち上げる事だって可能です。

少額であっても、自己投資に使った方が工夫次第で所得を底上げしやすいと思います。

逆に相性が良いのは、30代を超えた頃でしょう。
仕事、あるいは専業主婦(主夫)でも生活がある程度は安定してくる年代です。

早いうちから老後へ向けて、少額投資を始めるのは良いでしょう。

少額投資でどのぐらい儲かる?

さて、ここまで少額投資のメリット・デメリットについて解説しました。

とは言え、「具体的に少額投資でいくら儲かる?」のが疑問だと思います。

少額投資でリスクを抑えた運用だと、月利5%ぐらいを手堅く狙っていくのが良いです。
元手は100万円と仮定します。

金融広報委員会による世論調査では「30代の二人以上世帯の貯金は、平均500万円ほど」なので、貯金の5分の1を月利5%で運用するシミュレーションです。

月利5%を目安に100万円を運用すると、1年間で70万円の利益が得られる計算になります。

想像していたより、意外と大きな金額に感じましたか?

月利5%でも、1年間の運用なら1.7倍に、これが複利効果。

毎月、たった5%の利益でもコツコツと・・・「塵も積もれば山となる」ですね。

もちろん、確実にずっと月利5%とは限りませんが、リスク管理で負けづらいコントロールはできます。

少額投資「月利5%」で出来るコト

100万円から少額投資を始めた時、月利5%でも1年で70万円ほど増える計算でした。

とは言え、金額で考えても踏み出せない人は少なくありません。新しい事を始めるには、ちょっと迷うのは人間の生存本能として当たり前なんです。

「少額投資をすると、どんな事ができるか?」を想像してみてください。
ちょっとやる気が湧いてくる。

例えば、月利5%を続けられれ2ヵ月目で10万円ほどの利益が見込めます。

10万円で買えるモノと言えば、お掃除ロボット「ルンバ」です。

一日30分が平均的な掃除にかける時間と言われています。

掃除の時間がなくなれば、1年間で1万時間の節約になるんです。1万時間あれば、アナタは何をしますか?

【まとめ】少額投資をはじめるなら

今回は「少額投資は意味ない?意外と儲かる「複利」のカラクリ」のテーマでお届けしました。

重要なポイントをまとめると以下の通りです。

少額投資は、どうしても目先の利益が小さく、やっても意味がないと思われガチです。とは言え、実際にはお金の知識を付けられ、複利効果で意外と運用できます。具体的な数字も交えつつ、少額投資を考えると現実的なイメージも湧いてくるでしょう。マネテリアカデミーでは、「お金には興味があるけど、一体何から始めればいいの?」「投資で失敗したくない・・・でもこのままじゃ不安もある」といった女性の方にワンコインのセミナーを定期開催しています。気になった方はチェックしてみてください!

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